看護学院2校でパワハラ52件認定



今回は時事ネタに対する短い投稿ですが、

看護学院2校でパワハラ52件認定

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6406871

 

根拠となるデータをいくつも示せないので個人的な感想にはなってしまいますが、看護の職場環境はハラスメントが発生しやすいと言えるかもしれませんね。

一般的な民間企業でもハラスメントに係る組織が形成されていますが、小規模な企業の場合は通報者の特定が容易なことから、実質的には形骸化しているケースが珍しくないと言われています。

看護師が勤務する医療機関は、大規模病院があるにしても、小規模なクリニックや施設は多いです。密告者の特定は比較的容易と言え、ハラスメントに直面しても、当事者も周囲も通報を躊躇ってしまうという心理的作用が生じやすいでしょう。

さらに、看護師のように毎日が非常事態のような緊張感に包まれた職場環境では、業務中の一瞬の言動(暴言など)をもってハラスメントとすることは現実的ではありません。業務面談中に強い叱責を受けたなどのケースであれば、証明のしやすさもあるかもしれませんが、常にボイスレコーダーを仕込んで仕事をするわけにもいきませんからね。

看護師の離職率はここ数年は若干の低下傾向にはありますが、医療の質の高さの担保と、個々人の精神的な健康度をうまくバランスを取りながら進んでいってほしいと思います。

看護のお仕事利用体験談(34歳/急性期病棟→重症心身障害児者施設)


新しい発見が!障害児の看護という選択肢

看護のお仕事で特に良いと思った点は、重症心身障害児者の看護という選択肢に気づけたことです。

他の転職サイトでは転職理由や現職での仕事内容、転職の希望条件などを聞かれた後にすぐに求人を紹介されることがほとんどでしたが、看護のお仕事の担当の方は会話を重視しており、話のなかから私の興味関心を引き出そうとされているのが印象的でした。

私はいまの勤務先を退職した後のパートが見つかればいいやくらいの軽い気持ちで登録したのですが、雑談の中で出てきた障害児の看護対応の話から、こんな働き方もあるよといくつも求人を教えていただけました。形式的な求人紹介ではなく「私自身が楽しいと思える場面」をじっくりと聞いてくださったので、このような発見につながったのだと思います。

これまで他社の転職サイトで、一方的に求人を紹介されることばかりだったため、このように雑談の中から私の興味や適性を判断してくださったことは新鮮でした。

ただ、重症心身障害児者の施設の求人をいくつか提示していただけたのですが、いずれも条件が合いませんでした。

いずれも夜勤ありの求人で、日勤のみの求人について伺ったところ、経験を積んでいない場合難しいとのことでした。1〜2年ほど夜勤ありで経験を積み、その後育児と両立しながら日勤のみの働き方をする方が良いというアドバイスもいただきました。

自分が、どのような経験が必要なのかの目安もわかっていなかったことに気づくとともに、そういったことも把握されているようで頼もしかったです。医療ニーズが高い重症心身障害児者も、私が思っていたよりも多いこともわかり、今後、専門的な医療知識や技術を得ることへのモチベーションも高くなりました。

LINEでのやりとりができるため連絡は取りやすい

LINEでのやり取りが可能だったので、次の連絡までの期間にも何かあればその都度確認ができる体制が整えられているのも良いと思いました。

また、定期的におすすめの求人やコラムなどが送られてくるため、参考にさせていただいています。

まだ活用中ですが、とても丁寧な対応をしてくださり、上記の通り自分自身の棚卸しというか、見つめ直すきっかけにもなりました。今後も相談させていただき、希望に合った求人を見つけられたらと思っています。

 
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親ガチャ騒動について思うこと


久しぶりの投稿となりますが、今回は今バズっている「親ガチャ」について思うことがあったので短文で投稿します。色々と思うことはあるのですが、多岐にわたってしまいそうなので1200字程度で。

この親ガチャは、児童福祉領域で働く看護師さんにとっては非常に身近に捉えられたテーマだったのではないかと思います。

TVやネット上の番組等でも様々な立場の人がさまざまなことを発言しており、それによってまた様々な事柄が露呈しているわけですが、児童福祉にも少しだけ関わる立場にいるものが感想を述べると、そのほとんどが事実に基づかない各々のポジショントークの平行線で終わってしまっていることが残念でした。

例えば児童養護施設で暮らす児童の入所理由の約半数は、親からの虐待です。入所者の7割程度が虐待経験がありと回答した調査もあります。
大学進学率はわずかに2割。当然ながらこれは一般的な大学進学率5割を大きく下回ります。さらに中退率は一般家庭の10倍程度と試算している調査結果もあります。

このような事実をインプットし、児童福祉の現状を理解する機会になった番組はどれだけあったでしょうか。

児童養護施設入所児童等調査の結果(平成30年2月1日現在)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/index.html

ひどい番組では肯定派と否定派の感情的な対立を煽り、親ガチャという言葉が使われている現状を涙目で憂うコメンテーターを大きくクローズアップしているようなものまでありました。

彼ら彼女らの日常生活には、児童養護施設で過ごす児童や児童虐待を受けている児童は存在しないことになっているのですが、正確な事実がインプットされていない状態で議論をしても、平行線のまま進みます。感情に流されず、知らないことは知らないと認め、事実をインプットしていく作業が必要です。現在の意見をぶつけ合わせているだけで、新しい知見を吸収する機会と捉えている番組や出演者が見られなかったのは残念でした。

親ガチャと思ってしまう人がいなくなるためにはどうしたらいいんだろうね、という視点で現状を捉えられる人が増えてほしいものです。